■3回以内で相手コートに返球します。※ブロックに当たった場合は3回のうちに数えません。
■主に手を使いますが、体のどこを使っても反則にはなりません。
■バレーボールはまずサーブ権を得たチームのサーブから始まります(下図の①の位置に来た選手がサーブを打つ)。第1セット最初のサーブ権は試合前のコイントスで決まります。
■サーブ権を持っていないチームが得点を取るとサーブ権が相手に移り、その際にサーブ権を得たチームは時計回りに1つずつポジションを変更します(『ローテーション』)。
■サーブ権を持ったチームが得点するとローテーションは行わず、同じ選手がサーブを打ちます。
■ローテーションをした後、選手はサーブを打つまで移動できませんが、打った瞬間に自分のポジションに移動できます。 ※前衛は前衛、後衛は後衛で移動
■ミドルブロッカーがサーブを打ち、相手にサーブ権が移ると守備力を高めるためにリベロと交代することが一般的です。
■1セット25点を先に取ったチームがセットを取ります。ただし、24-24となった場合(『デュース』)、2点差がつくまでプレーが続きます。
■最大5セットまで行われ、3セットを先に取ったチームが勝利となります。なお、第5セットは15点を先に取ったチームの勝利となり、14-14となるとデュースとして先にいずれかが2点差をつけるまで試合が続きます。
■セッター
瞬時の状況判断で多彩な攻撃を組み立てる司令塔。
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■アウトサイドヒッター
攻撃のかなめとなるスパイカー。レフト(左)・ライト(右)から相手コートに攻撃を打ち込んでいく。
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■ミドルブロッカー
守備の最前線として相手の前に立ちはだかる。攻撃の際はミドルブロッカーを絡ませることで相手守備を揺さぶる。
![]() 【ミドルブロッカー】3番 田口 絢佳、26番 長瀨 そら、32番 松本 舞佳、21番 中井 心音、31番 永井 知佳、8番 宮川 絢花 |
■リベロ
スパイクを打つ等の攻撃ができない守備専門のプレーヤー。後衛の選手であれば回数の制限がなく自由に交代できる。
リベロの選手は見分けやすいように他の選手とユニフォームの色が異なっている。
![]() 【リベロ】27番 楢崎 慈恵、22番 船田 芽依、16番 内山 優衣、11番 城戸 陽菜 |
![]() 上の写真で一人だけオレンジのゲームウエア(ユニフォーム)を着ているのがリベロの選手です。 |
■誤審を防ぐためのビデオ判定システム。各チーム1試合につき3回まで申請でき、成功した場合は回数には含まれません。対象となる判定は以下の8項目です。
①ライン判定(ボールがライン内に入ったかどうか)
②ブロックタッチ(ブロッカーの手にボールが触れていたかどうか)
③アンテナに関する判定(アンテナに選手やボールが触れたかどうか、また、マーカーの外側をボールが通らなかったかどうか)
④サーバーのラインフォルト(サーブを打つ選手がラインを踏んでいないかどうか、サービスゾーン側方のフリーゾーンへ接触したかどうか)
⑤タッチネット(アンテナ間のネットにプレー中の選手が触れていないかどうか)
⑥フロアタッチ(ボールが床に落ちていないかどうか)
⑦アタックラインフォルト(後衛の選手が攻撃時にアタックラインを踏み越えたり、リベロがアタックラインより前でオーバーハンドであげたボールをネットより高い位置でアタックヒットした時のラインの踏み越しがなかったかどうか)
⑧ラストタッチ(最後にボールに触れた選手が誰だったかを特定する)
■1セットにつき6回まで選手交代ができます。交代した選手がコートに戻る際は自分と交代した選手としか交代できません。※リベロとの交代は回数制限には含まれません。
■タッチネット
ブロックやスパイクを打つ時、また、トスを上げる時等にネットに触れると反則となる。
■ダブルコンタクト、ドリブル
ボールをつなぐ時に同じ選手が連続でボールに触ってしまうと反則となります。
■キャッチ
ボールを長時間手のひらにのせる等、ボールを持ってしまったりトスやオーバーパスの際に手のひらにのせてボールを止めてしまったりするような時は反則を取られます。
■ブロックアウト(タッチアウト)
スパイクを打つ時に相手守備がブロックをしてきたら、相手の指を狙って触れさせてワンタッチを取ってボールをコート外に出すことをブロックアウト(タッチアウト)といいます。
バレーボールは背が高い選手が有利と言われますが、背が低い選手でもしっかり狙いすまして相手ブロッカーのワンタッチを取ってコートにボールが落ちれば得点につながります。
■フェイント
強いスパイクを打とうとすると相手守備も身構えて後ろ気味に構えたりしますが、そんな時にできた相手コートの空いているところにポトンとボールを落とすのがフェイントです。
強く打つ(強打)・ゆるく打つ(軟打)を織り交ぜることで相手を揺さぶることができるのです。
■ツーアタック
セッターは攻撃の際に本来はスパイカーにトスをあげますが、セッターにボールが上がった時にトスをあげると見せかけて相手コートにボールを自分で落とすプレーをツーアタックといいます。
■リバウンド
スパイクやフェイントをわざと相手ブロッカーに当ててボールを自分のコートに戻して攻撃を組み立て直すことをリバウンドといいます。
相手ブロックがしっかりと揃った時やトスが乱れてしっかり決めるのが難しいと判断した時などにリバウンドを狙います。