少子化の影響で、中学生の生徒数や教職員数の減少を受けて、将来的に学校部活動は休部や活動の縮小などが予想されています。
将来にわたり子どもたちがスポーツ・文化芸術に継続して親しむことができる機会の確保、学校における働き方改革の推進等を目的として、令和4年6月にスポーツ庁から、8月には文化庁から、それぞれ運動部活動及び文化部活動の地域移行に関する検討会議の提言が示されました。
岡山シーガルズが本拠地を置く岡山市においても『子どもが、スポーツ・文化芸術活動に親しみ、様々な体験をする機会を確保するため、地域全体で継続的に支える仕組みを創出する』ことを目的として、岡山市立中学校部活動地域移行の取組が始まっています。
岡山シーガルズではこの取組に賛同し、令和5年度部活動地域移行モデル事業として操山中学校・光南台中学校の合同バレーボール部を対象に、吉田 啓佑コーチ(シーガルズジュニア監督)・神田 千絵アシスタントコーチを派遣、技術指導を行いました。
本モデル事業での実施内容を元に、運用面の確認と課題の抽出、その対応の検討などが行われ、今後の指導者配置の仕組みづくりに活かされていく予定です。
当チームでは今後もバレーボールの普及・強化・発展へ取り組んでいくとともに、様々な地域課題解決へ積極的に取り組んでまいります。